パチンコ依存症のおっさんが投資に手を出す

パチンコ依存症のおっさんの日記

自制心と投資への取り組み

日経平均が史上最高値を更新し4万円を超えたというニュースが流れた

新NISAも始まった

今が投資を始めるチャンスであると色々な媒体から記事が出ている

 

しかし今の私には資金が無い

10万円程度ではあるが、サラ金も残っている(それ以外のローンは無し)

夏のボーナスといってもおそらく20~30万円程度であろうが

そのボーナスが入るまで投資はお預けである

 

ということで現状出来ることは投資の勉強しかなく

色々な本を買ったり、借りたり、ブログを読んだり知識を蓄えているところである

昔から本や新聞を読むのは好きだし、雑学の知識を集めるのも好きなので

全く苦でもない

ずっと以前から Kindle Unlimited と 楽天マガジン は契約しているので

この2つから投資関連の本・雑誌をピックアップして読んでいる

 

そもそも投資に関しては全くの初心者というわけではなく

最初の出会いは15年程前だろうか、FXを始めたことがあった

当然、投資と呼べるものではなく単なる投機・ギャンブルではあったが

そのときにけっこう本や雑誌を読んだ

そのときに「ゴールデンクロス」「ボリンジャーバンド」「テクニカル」「ファンダメンタル」などの専門用語や、株やFXの基本知識は覚えたつもりである

 

当時はFXのレバレッジがMAX400倍という会社もあり(今は規制されて25倍まで)

資金が無くとも「1万勝った!」「2万負けた」という戦い方をしていたが

レバレッジ規制が入り私はFXからは手を引いた

当時の私の勝率はかなり低く

やればやるほど資金が無くなっていく

不思議なものである

FXは上がるか下がるかを当てるゲームで、しかもそこに知識を持った人間がいくのであるから、勝率50%以上になってもおかしくはないはずなのに

月単位でいけば必ず負けた

ただ負け続けてもなぜか続けてしまうという依存症の恐ろしさである

当たり前ではあるが、ルールを覚えただけのギャンブル中毒者がプロに勝てるはずもなく、資金を搾り取られただけであった

 

その当時読んだ本の中に『東大医師が教える科学的株投資術』KAPPA著

という本があった

私なりに要約すれば、「投資はギャンブルではない。一喜一憂せずにエビデンスのある方法で投資をしなさい」というものである

なかなか面白い切り口だなと感じたが、

当時の私は1年間がんばって100万貯めて投資しようとはならず

ずっと負け続けるパチンコ・パチスロを続けていった

 

月にパチンコ・パチスロで5万は負け、パチンコ資金のために作ったサラ金の返済が月5万であったから、だいたい月に10万円は無駄な出費が20年以上続いたので

おそらくこの30年で失った資産は2000万円以上であろう

 

後悔しても遅いが、とりあえず今できることは

①パチンコには行かない

②無駄遣いはしない

③投資の正しい知識を得る

であろうか

もっといえば③の知識などなくとも、たとえ株が暴落しても10万円が0になることはないだろう

たまに上場廃止ということもあるが、5つの銘柄に分散投資しておけば5つとも紙屑になることは考えられない

パチンコとは10万円が0に、100万円が0に、1000万円が0になる恐ろしい投資法である

しかし頭では分かっていても、ふっとした瞬間にパチンコ脳になってしまう

この先パチンコには行かないようになんとか自制できるのだろうか?